親子留学とは、文字通り「親子で行く留学」のこと。主に母と子で留学するケースが多く、留学プランは大きく「親だけ学校で学ぶ」「親子一緒に学校で学ぶ」「子供だけ学校で学ぶ」の3パターンに分かれます。
かつては「親だけ学校で学ぶ」パターンが主流でしたが、近年では子供がメインで学ぶパターンも急増中。子供の参加可能年齢はプランの条件によりますが、概ね2～3歳頃から参加できるプランが多く見られます。
実際に英語だけが使われている現地で生活すれば、短期間でも英会話能力が飛躍的に向上する可能性があります。小さいお子様であれば、英語耳の育成にも役立つでしょう。
また、子供1人で留学へ行かせることに比べ、親も一緒であることから安心感があること、親と子が別々で留学に行くよりも1人あたりの留学費用が割安になることなども、親子留学のメリットと言えます。
親子留学にデメリットはほとんどありませんが、あえて挙げるならば費用の問題。子供を1人で留学させることに比べ、親も一緒に行けば、その分だけ費用は高くなります。ただし、費用が高くなっても安心して子供を見守れること、親子の思い出を作れることなどを考慮すれば、決してデメリットとは言えません。
なお、親子留学で英会話が上達したとしても、帰国後に練習を継続しなければ、あっという間に英会話を忘れてしまいます。せっかくの親子留学を無駄にしないよう、帰国後の継続学習は怠らないようにしましょう。
まずは費用の総額が予算内であることを前提に、親子で様々な項目に優先順位を付けて検討してみましょう。検討すべき項目は、たとえば「治安」「物価」「気候」「英語の聞き取りやすさ」などです。
現地の学校などに連絡をすれば、自分で親子留学を手配することもできますが、手続きはかなり煩雑なのでプロに任せたほうが安心。親子留学を取り扱っているエージェント、親子留学プランを用意している英会話教室などに仲介してもらう形でプランを手配するようおすすめします。
お子様一人だけで留学に行かせることに、不安を感じる方も多いでしょう。また、できれば自分も若いころに留学してみたかった、という方も多いのではないでしょうか？それならば思い切って、親子で留学してみてはいかがでしょうか？
親子留学を通じて語学力が深まるだけではなく、きっと親子の絆も深まることでしょう。