「英会話なんか覚えても使わないから意味ない!」という見解もありますが、急速にグローバル化が進んでいる現代において、英語は必須となりつつあります。将来、お子様が幸せに暮らしていけるよう早めに英語を学ばせるべきですが、無理に英語をやらせたがために英語嫌いにならないよう注意が必要。お子様が英語を好きになるよう、工夫しながら上手に導きましょう。
子ども英会話は意味がないという見解もありますが、その見解の主な根拠を3つほど見てみましょう。
子どもに対し、どんなに強く「将来のために」「グローバル化に備えて」と説明しても、子ども自身が英会話に興味を持たなければ、たとえ英会話教室へ通っても大きな成果にはつながりません。
英語に興味を持てるようになるまで、親が様々な工夫で導く必要があるでしょう。
英会話を身に付けるためには、英会話教室へ通うことに加えて、自宅でも毎日少しは英語に触れる必要があります。自宅で英語に触れる時間が少なければ、英会話はなかなか上達しないでしょう。上達しなければ、英会話を習う意味がないと感じるかもしれません。
親が頂いている期待と現実的な子どもの英語力との間のギャップが大きいと、親は英会話教室へ通わせている意味を感じなくなる可能性があります。
子どもを英会話教室に通わせる際には、親は過剰な期待を抱かず、子どもが英語嫌いにならないようそっと見守る程度の立ち位置を守ったほうが良いでしょう。
子どもの英会話の力を伸ばすためには、何より子どもを英語好きにすることが大切。英語が好きな子どもへと導くため、保護者の方は日常的に次のような点を意識してみてください。
家でも英語にたくさん触れてインプット量を増やせば、その分だけ、英会話教室での会話もスムーズになります。子ども自身が自分で自分の成長を実感できるので、ますます英語好きになっていく可能性があるでしょう。
子どもと一緒に英語のDVDアニメを観賞したり、国内で開催される海外フェスに行ってみたりなど、常に英語を楽しめる環境を提供することで英語好きになっていく子どももいます。
英会話教室で習ったことを家で実践させ、その意味を尋ねたり発音を褒めたりなどし、親は子どもが英会話を習っていることに強い関心を示すことが大事です。
子どもが英語好きか英語嫌いかにより、英会話教室は意味あるものにも意味ないものにもなります。親としては、お子様の性格などを考慮し、お子様が英語好きになるよう上手に導いていきましょう。